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  • 趣味でピアノを練習している人のブログです。目指す曲ははるかに高く、実力はきわめて低いですが、これから上達を目指します!!
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ピアノを続けるということ

発表会本番が終わりました。
今回は,前回のリベンジで,トロイメライを演奏しました。
前回は,途中で止まったまま弾けなくなり,そのまま退場しましたが,今回は,中間部で止まったものの,弾きなおして最後まで弾けました。万が一に備えて楽譜を準備していったのですが,全く見ずに自分の出す音を聴きながら演奏しました。
一応最後まで楽譜を見ずに弾けたことから,一応スランプからは脱出しつつあるようです。

ただ,今回の発表会を経験してはっきりしたことがあります。人前では,絶対的な自信のない曲を弾いてはいけないということです。演奏のレベルが問題なのではなく,自分で可能な限りの練習をして,現時点での実力ではこれ以上はできないというところまでやってこそ,人前で弾く絶対的な自信ができるのだと思います。そしてその自信があるからこそ,緊張するような本番でも,自分なら弾けるという確信をもって演奏できるのだと思います。

つまりトロイメライは,練習が足りなかったということです。以前にコンクール予選に参加した時に集中して練習したのですが,その頃から何年も経っているのに,いまだにその時のレベルを維持できていると考えていたのだと思います(人の記憶は年月とともに次第に衰退していきますし,集中練習しない曲の演奏レベルについても同じことが言えると思います。)。
今回は数十回通し練習をして,本番に臨んだものの,以前の集中練習ほどではなかったために途中で止まってしまったのだと思います。

練習不足は,弾けないのではないかという疑心暗鬼を生み,疑心暗鬼は更に緊張を高めるという負の連鎖を生むように思います。この連鎖を止めるためには,ひたすら練習するしかありません・・・(こういうことはピアノだけに限らず,他のことについてもいえるのではないでしょうか。したがって,子どもの頃にピアノを学ぶことは非常に有益だと思います。)。

今回の発表会はそれを再認識できたことが収穫だったように思います。


ところで,今回の発表会をもって現在通っている音楽教室を辞めます(別の教室に通う予定です。ただし,練習曲などはそのまま引き継がれます。)。今回の発表会では,習い始めたばかりの大人の方も演奏されていたのですが,そういう初々しい方の緊張された様子を見ながら,私もこの音楽教室に来た当初は,あのような感じだったのだろうなぁとしばし感慨にふけってしまいました。
この教室には,このブログを開設した頃から通いました。他の生徒さんとも面識ができていたので,名残惜しい気もしますが,気持ちを新たに,新しい環境に進もうと思います。


さて,今年は少数の曲に向き合って,じっくり集中的に練習する年です。年末にはどこまで達成できているでしょうか。長期間集中的に練習することで見えてくるもの,得られるものがあるはずです。

ラフマニノフOp.3-2(1/9時点)

(この記事には音源はありません。)

鐘の練習を続けています。

A部分(1から13小節)はだいぶ音を覚えてきたように思います。ただ,難しいなと感じるのは,どの音を強調して鳴らすかという点と音をクリアに出すにはどうしたらよいかという2点です。

強調する音については,様々なプロピアニストの演奏を聴いてみたところ,低音部を強めに鳴らす演奏もあれば,最高音を強めに鳴らす演奏もありました。このブログで以前に紹介した動画は,イリーナ・メジューエワ演奏のものですが,高音部が強調されていたように思います。

しかし,更に高音部を強調した演奏が,次のギレリスのものです。



私の個人的趣向からは,メジューエワ演奏の和音のバランスのほうが好きですが,そのように演奏するのは非常に難しく,音が濁ったように響いてしまいます(一般的に同時にたくさん鳴らすと,音は濁ってしまいます。それを濁らせないように聴かせるのはダンパーペダルの技術なのかなと思います。)。


さて次にB部分前半(14から34小節)です。この部分は,現在,極めてゆっくりした速度で,右手だけを練習しています。メロディは,右手のE,Dis,D,Cだと思われます(左手も同様の動きをしています。)。
しかし4または5の指でメロディを打鍵するため,はっきりした音が出にくい点が問題です。
メロディの音は,はじめはテヌートが付けられていますので,多少保持音気味に弾いて良いのだと思います(現在は,ペダルなしで指だけでできるだけつなげる練習をしています。)が,後のほうではアクセントが付けられています。つまり弾き方を変えなければいけないようです。B部分の演奏を聴くと,初めから次第にまとわりつくような,うねるような演奏を徐々に盛り上げていった結果,B部分後半で破裂するような感じに聴こえます(実際に演奏が破裂するわけではありません。)。ということは,B部分前半では,弱めの音の小さなうねりから,耳をろうするほどの強音の大きなうねりを表現することになるのだと思います。

メロディをはっきり出すには,4または5の指をしっかり立てて打鍵すればよいのですが,なかなか難しいです。同時に複数の音を,手を広げた状態で打鍵しているわけではないので,指をしっかり立てて打鍵することは可能なはずなのですが・・・。

まだまだ今年は始まったばかりですし,チャレンジ曲なので,焦っても仕方ありません。地道に練習を続けようと思います。


追記
1月の発表会の曲が,ジムノペディ1番からトロイメライに変更になりました。もともとサティの曲は,苦手というかあまり好きではなかったのですが,12月の惨劇を踏まえて,リベンジの意味を含めての曲変更です。当然,暗譜です。ただ現在は,風邪の状態が悪く,3連休もほぼ寝たきり状態でしたので練習は進んでいません(今年の風邪は喉にきます。)。早く完治して,ばりばり練習を再開したいと思います。

あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。

今年の弾き初めは,ソナチネアルバムよりムツィオ・クレメンティのソナチネOp.36-6でした。そして去年から持越しの曲(鐘,ジムノペディ1番)も練習を弾き初めをしました。

さて,今年の予定は,とりあえず次のとおりです。
1月発表会 ジムノペディ1番
夏(時期未定)発表会 ノクターン20番
冬(時期未定)発表会 鐘

去年と比べると,だいぶ発表会の回数が減りました。その分,基礎練習に集中できると思われます。ミクロコスモスとソナチネを進めたいと思います。

また新たな気持ちでピアノに向かっていきたいと思います。

ショパン ノクターン20番 遺作

前の記事で,来年1年かけて取り組む曲(ラフマニノフの前奏曲Op.3-2)を紹介しました。

今回のレッスンで半年かけて取り組む曲が決まりました。ショパンのノクターン20番です。

この曲は,これまでコンサートなどでたびたび聴いてきました。しかし,自分が演奏することは,これまで全く想像できなかった曲です。私の中ではそれほど難しい曲という印象がありました。

楽譜は現在取り寄せ中ですが,ヤン・エキエル版(ナショナルエディション)を使うことになります。

曲の難易度は,中級で,チェルニー30番終了レベルだそうです。
確かに,ざっと楽譜を見た感じでは,難しいところは,右手の16分音符やトリルだけのようにも思えます。ただ,実際に弾いてみると分かりますが,両手の音の強弱をきちんとコントロールしないと,左手の低音部がごつごつと鳴るだけの無骨な曲になってしまい,雰囲気が台無しになってしまいます。そういう意味では聴かせるようになるまでには相当な練習を要すると思われます。

この曲も,鐘ほどではないにせよ,チャレンジ曲であることは間違いありません。先生の話では,鐘の譜読みが思ったより進んでいるようなので,半年で仕上げる曲のほうも多少難しいものを選ばれたようです。
遺作は,以前練習したドビュッシーの夢と比べると少し難易度が上がる程度だと思いますが,方向性が異なるようなので,楽譜が届き次第しっかり譜読みをしていきたいと思います。

それにしても,ショパンを練習できるようになるのは,あと5年か10年先と思っていただけに,感慨もひとしおです。

ラフマニノフ 前奏曲Op.3-2

来年1年間かけてラフマニノフの前奏曲Op.3-2を練習します。





この曲は私にとってはチャレンジ曲ですが,以前,ドビュッシーの夢をしっかりと時間をかけて練習した結果,様々な技法を学ぶことができたことから,こういうふうに自分にとって難しい曲を長期間かけてしっかり練習していくことは大切なことだなと感じています。


さて,鐘の楽譜は,ブージー&ホークスのものを使用します。


なお,トーマス・シューマッカー著「ラフマニノフ24の前奏曲 演奏の手引き」は,地元の図書館から借りてきました。



下の本によると,ラフマニノフの前奏曲は全部で24曲あるそうです。幻想小曲集(Op.3),10の前奏曲作品(Op.23),13の前奏曲(Op.32)がそれだそうです。ちなみに幻想小曲集には全5曲おさめられていますが,2曲目だけが前奏曲です。そしてこの前奏曲が「鐘」と呼ばれています。

鐘は1892年に作曲され,翌年,出版されています。
4分の4拍子で,嬰ハ短調です。曲はABA’形式とされています。この曲は和音の奏法と音を響かせるテクニックを学ぶには最適な曲とされています。

A(1から13小節)
 速度はレント。この箇所は2つの音の層を聴き分ける必要があるようです。1つは鐘の音のような長い音符で,もう一つは裏拍で弾く和音だそうです。音を濁らせないようにするために,ハーフペダルを踏むか,ソステヌート・ペダルを使うのがよいとされています。8分音符の和音は最高音を強調する必要があるようです。
この箇所は,最初,ffですが,その後,急にpppになってしまいます。したがって,その落差をくっきり出せれば,イントロから聴衆を曲に引き込むことができると思います。
ちなみにこの箇所は,ほとんどの八分音符にテヌートが付けられていますから,音が切れないように,横の繋がりを意識しながら弾いていくことになるのだと思います(バッハの時に似ているように思います。)。

B(14から44小節)
速度はアジタート(急速に)。
Bは14から34小節目まで(B1)と,35から44小節目まで(B2)に分けられるように思います。
B1の箇所の右手は三連音符になっています。そして三連音符の1音目だけを見ると,半音ずつ音が下がっていくのがわかります(半音ずつ音が下がるのは右手も同じ。)。この下降音型がはっきり分かるように横の繋がりを意識しながら弾くことになるのだと思います。この箇所は演奏速度が速いのですが,実は右手しか動いていませんので,慣れてしまえばそれほどでもないのかなと思います。
私は25小節目あたりの微妙な影のある感じが,この曲の最も美しいところだなと思います。
B2の箇所はfffでマルテラート(ハンマーで叩くように)弾くのだそうです。プロの演奏を聴くと本当にけたたましく,ハンマーをガツンガツンと振り下ろしているように聴こえます。

A’(45から54小節)
Aの再現部です。速度は,テンポプリモの指示がありますから,レントです。ただし音量はfffで始まります。しかもpesanteの指示がありますから,引きずるように演奏する必要があります。たしかpesanteはミクロコスモスの解説書で既に出てきたことがあるように思いますが,極寒のロシアで重労働(魚獲りの網を引くなど)を経ることで宗教的恍惚に至るような感じと表現されていたと思います。つまり大音量で重っ苦しく始まるのだと思います。
そしてその後,fffからsffffになります(さらに音量が大きくなります。)が,終わりに向かうにつれて次第にディミヌエンドしていき,最後にはpppで終わります。つまりAとは逆の流れになります。
楽譜をざっと見てこの箇所は音符の数が多くて,最も手ごわい部分かなと思いました。ただよく見ると,実は3和音に,3和音の最低音のオクターブ上の音を付け加えただけのようなので,しっかり譜読みをすれば,弾けるかなとも思います。1年かけてやる曲なので,実際はそれほど苦労はしないのかもしれません。



この曲の仕組みは以上のとおりなのですが,演奏技術上で問題となりそうなのは,和音のうちどの音を強調するか,どうやって演奏速度を上げるか,和音を濁らせずに響かせるにはどうすればよいか,といったあたりかなと思います。
来年1年かけてこれらをじっくり鍛えていきたいと思います。
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