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ピアノを弾くようになってからずっと他人の手の形を注意して見てきたのですが、最近ではピアノ向きのしっかりしたつくりの手があると感じるようになりました。
ピアノに向いているなと思う手の条件は次のとおりです。
1.指先(第1間接から先端までの長さ)が短いこと
2.指先の第1関節が柔軟でないこと(簡単に反らないこと)
3.手自体ががっしりとして大きいこと
4.指を伸ばすと真っすぐ伸びること
5.手がしっかり開くこと
私の場合、
1.指先は短くありません。爪も長細かった(つまり女性のような爪)ので、必然的に指先も長いように思います。しかし他のピアノ弾きの手を見ると、指先はまるまるとしていたり、ヘラのようだったりさまざまなのですが、爪は一様に正方形に近い状態だと思いました。(ただし私も最近は正方形に近くなっています。)
2.私の場合、指先の第1間接はかなり柔らかく、指先に力を入れずに打鍵するとすぐにへにゃっと凹んでしまいます。
凹まない角度で打鍵する方法はあるのですが、それとは別にこの間接がしっかりしていて簡単には凹まない方がいます。そういう方だとレヴィーン氏の演奏法が容易に実現できるのだろうなと思います。
3.私は手自体は大きい方ではなくがっしりもしていません。ブーニン氏やピサレフ先生のようなロシア系の方は体格もそうですが、手も大きく頑丈だなと思います。日本人で手が大きい方には会ったことはありませんが、がっしりしている方は結構いるように思います。
4.私の指は真っすぐに伸びていませんので、レヴィーン氏の主張する手を平らにして打鍵する方法は不可能に近いです。
自分の手の形をいろいろと調べてみると、「スワンネック変形」というのが最も近い形と思われます。この変形の原因は関節リウマチ、つち指、手の中の指の付け根にある線維板や指の靭帯(じんたい)のゆるみ、手の筋肉のけいれんなどが上げられています。
私の場合、指先の爪が手の甲につくほど指が柔らかいので、先天的に手の中の指の付け根にある線維板や指の靭帯(じんたい)がゆるいのだと思われます(ただしスワンネック変形の症状のように指が伸びたまま曲がらなくなるということは皆無で、日常生活には全く支障がありません。)。
ただこの指でピアノを弾くと、通常の弾き方とは若干異なった弾き方を模索する必要があるように思います。
5.トロイメライで10度が弾けることを経験したように、手は比較的開きやすいようです。これは前述の靭帯がゆるいということが有利に作用しているのだと思います。しかし人によっては(特に手がしっかりしている方は)手が開かずに苦労されているようです。
このような自分の手の特徴から考えられることは、(指に力が入りにくいけれども、ある程度手は広がることから、)ぱたぱたした軽い音の演奏になりやすいのではないかということです。こういう指摘は以前に先生に受けたことがあります。
ガツンと隙間のない強い音を出すのには向いていないのかもしれませんが、チェンバロのように重さをかけずに演奏するような奏法には向いているのかなと思います。ということは、グールドのような方向性が向いているということでしょうか?(因みにグールドの鍵盤は異常に軽かったようですが。)
こういう方向からも選曲を検討してみたいと思います。(かといってデュファイやマショーあたりは、発表会では盛り上がらなそうなので避けたいですが。)
【2009/10/19 22:37】 練習方法等 |
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