Piano Lesson Diary

趣味でピアノを学んでいる人のブログ  演奏データを公開中

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クレメンティ ソナチネOp.36-6(5/13時点)

現時点でのソナチネの演奏音源です。

Sonatine20120512.mp3

沢山の課題がありますが,この語の練習のためにいくつか書き出しておこうと思います。
1 右手345の指の独立ができていないので,音が重なっている。
2 リズムに揺れが見られる(古典派なので一定のリズムでかっちり弾くこと。)。
3 音が弱いまたは抜ける箇所があるので,しっかり打鍵すること。
4 強弱がはっきりしないので,ここをもう少しはっきりさせること(ただし,今回の音源はデジピによるものなので,アコピだともっとはっきり強弱がつくと思います。)。


1の指の独立は,ハノンやリトルピシュナを弾いているときには出てこないので,たぶん演奏速度に指がついていっていないからだと思います。指の独立の練習にはスタッカートを付けたり,リズムを変えたりして演奏することが有効なようですから,今後こういった練習をしていこうと思います。

クレメンティ ソナチネOp.36-6(5/10時点)

ソナチネの練習を続けています。

最近は暗譜で音だけを聴きながら弾いています。
今までの記事では色々と解釈などで気にかかる部分もあったと書いたのですが,最終的に決めたのは,ノンレガート気味にコロコロと珠のような音で,できるだけでこぼこしない滑らかな演奏という方向性でした(モーツアルトの曲の演奏をイメージしてもらうと良いと思います。)。
自分の演奏を聴いていると,音が凸凹していたり,リズムが不安定だったりする箇所が耳につきます(楽譜を見ながら弾くと,視覚からの情報が優先されるために,こういった印象はあまり持たないのですが。)。

ということで,現在はきちんとリズムどおりにかっちりと弾くことと,凸凹のない滑らかな演奏をすることの2点に絞って練習を続けています。

リズムどおりに弾く練習としては,現在メトロノームを90くらいに合わせて繰り返し弾いています。リズムがずれる原因は,123の指は比較的早く打鍵するのに,345の指は打鍵が遅れる(というか手を外側に傾けることで打鍵していることがある。)ことにあります。対策としては,345の指をきちんと立てて指の根元から打鍵するように意識すること,123の指の打鍵速度を早すぎないように意識することです。

凹凸のない演奏の練習としては,現在,ハノンの39番D−durのスケールを日々練習しています。
滑らかな演奏をするにあたって問題なのは1の指の打鍵の強さです。たとえば9,10小節目のようなスケールのような上昇音階では指くぐりをしながら打鍵していくのですが,1の指の時だけ強く打鍵してしまい音が飛び出てしまう。対策は1の指を立てずに,軽く意識しながら打鍵するということだと思います。ただこれは非常に難しい。まだまだ練習が必要です。また345の指は寝かせ気味に打鍵する(指を伸ばしたまま打鍵する)癖があるので音がぼやけやすく,更に1の指の音との違いが鮮明になるのかもしれません。345の指を立てて弾くように意識する必要があります。


このようにまだまだ多くの課題があるものの,演奏自体は提示部,展開部ともに暗譜でメトロノームでは120程度で弾けるようになりつつあります。少しずつ上達はしているようです。この曲は Allegro con spirito ですから,140くらいの速度で弾けたらよいのですが,まずは速度よりも演奏の質を上げていきたいと思います。


追記
ソナチネは今年の頭からずっと練習を続けています。日々の練習の中ではほとんど進んでいないように感じるのですが,このブログの過去の記事を見て当時を思い出してみると,ちょっとずつだけれど進歩しているんだなぁと感慨深いものがあります。しかしもう5月中旬です。発表会までの残り時間はわずかしかありません。何とかして自分の目標とする演奏に少しでも近づきたいなと思います。

古屋晋一著「ピアニストの脳を科学する 超絶技巧のメカニズム」

最近,忙しいため,ブログ更新のペースが落ちていますが・・・,暇を見つけて更新してきたいと思います。

さて,面白い本を発見しました。著者は,医学・工学系の研究者だそうです。



以前から,このブログでも,ピアノ弾きの脳とそうでない人の脳は違うことを述べてきました。たとえば,ピアノ弾きは音楽を左脳でも聴いていることや,小脳が大きいといったことです。そのような観点からの研究成果をまとめたのが本書のようです(ただし一般書なので,大変読みやすくなっています。)。

興味深い個所がいくつかありましたので,紹介しておこうと思います(気になる方は実際に本を読んでみてください。)。

1 ピアノを弾くことによる成長期の子供の脳の変化
(1) 神経細胞の変化
 脳の神経細胞に電気刺激を与える実験では,一般人では物をつかむ動作しかしないのに対し,ピアニストは複雑な動作を行った。このことから,長年の練習により神経細胞がピアノ演奏に対応できる複雑な動きを行えるように変化したと考えられる。

(2) 運動野・小脳の体積の増大
 運動野は,指を動かす神経が集まった部分ですが,この部分はピアノを早期に始めた人ほど体積が増大しているそうです。体積が増大しているということは,細胞数が多いということですから,より複雑な指の動きに対応できることになります。また,小脳は運動をつかさどる器官ですが,ピアニストの小脳は一般人の小脳に比べて5%(細胞数では50億個)ほど体積が大きいそうです。これも複雑な指の動きを可能にする原因だと考えられています。

(3) 被殻の体積の減少
 被殻が大きい人ほど,演奏時の指の動きが不正確で,正確なリズムで弾けないことがわかっているそうですが,ピアニストはこの被殻が小さく変化しているようです。

(4) 特殊な回路の形成
 ピアノの音を聴いた時のピアニストと一般人の脳では動きが違うことがわかっています。ピアニストの場合は,聴覚野だけでなく,指の動きを司る神経細胞も働きます。また音の出ない鍵盤を弾いた場合も異なっています。ピアニストはまるで音を聞いているかのような脳の動きをしているようです。
 つまりピアニストは指の動きと音が連動するように脳の回路が形成されているようです。

(5) 子供の年齢による脳の変化の分岐点
 以上のように,ピアノの練習は脳の発達に影響を及ぼすのですが,更に次のようなこともわかっています。まず指を素早く動かす練習は,子供のころに行うことが有効であること。次に練習時間が長いほど,ミエリン鞘が発達し,太くなること。早期にピアノを始めた子どもほど,左手の指の動きをつかさどる脳部位が発達すること。
 まとめると,子供のころにピアノを練習すると,運動神経(瞬発力や正確性などを含む)と情報処理力が高まるということのようです。
 ちなみに情報処理力に関しては,ミエリン鞘の発達だけでなく,脳梁(左右の脳をつないでいる部分)も太く発達するようです。
 ただしこのような急激な変化をするのは11歳までだと報告されているようです(ちなみに脳梁と聴覚神経の発達は,7歳以前にピアノを始めた子どもだけに現れるようです。)が,それ以降も緩やかながら変化していくようです。
 なお,このほかにも6歳児を対象とした実験で,音楽教育を施した方が,IQの上昇が著しかったという報告もされています。

2 練習時間はどれくらいがよいのか
 この本によると,ピアノを弾く人のうち毎日4時間以上練習する方は故障の割合が高まるとされています。ただし,技術を維持するためには3時間45分の練習は必要だとされています。したがって,このあたりが実際にピアノを弾いて練習する時間の限界だと思われます。しかし,これでは曲の完成が間に合わないこともあり得ます。どうするのでしょうか。この本ではイメージトレーニングがよいとされています(イメージトレーニングの方法については本書をご一読ください。)。

3 ピアニストの暗譜の仕組み
 ピアニストの暗譜の特徴として次の4つが挙げられています。
(1) 耳から入った音を聴覚神経だけでなく,視覚神経も利用して処理している。
  視覚障碍者の方は,耳から入った情報を聴覚神経だけでなく,視覚神経も利用して処理している(つまりそれだけ余裕をもって処理できる。)そうですが,ピアニストの場合も同じ脳の動きをしているようです。

(2) 海馬の体積が大きい。
  ピアニストの海馬は一般人の方よりも大きいそうです。したがって,細胞数が多い分記憶は容易になるようです。

(3) 楽譜の情報を圧縮してまとめている。
  和声や対位法などの音楽文法を使って,複数の音をグループとしてまとめて記憶してしまうため,記憶量を圧縮できるようです。 

(4) 運動を記憶する。
  何度も弾いて運動野の活動を刺激する方法です。私たちが発表会前に繰り返し練習するのはこの部分の記憶を強固なものにするためです。

(5)イメージする。
  ピアニストは指の動きと聴覚の神経細胞が連動していることは前述しました。つまり,音をイメージすれば指が動くので,頭の中で曲が流れれば自動的に指が動くことになります。ピアノが上手な方ほど,指の動きは考えずに,音や音楽の流れに意識が向いているといわれるのもこういった理由からのようです。

4 変化しすぎた脳の行きつく先
 フォーカル・ジストニアという病気が紹介されています。この病気は,ピアノを弾こうとすると意図しないのに筋肉に力が入ったりして弾けなくなるもののようです。この病気はロベルト・シューマンが悩まされた病気だとされています。
 原因は不明ですが,研究によると健常なピアニストに起こっている脳の変化がさらに進んだ状態だとされています。
 この病気になると,治療法が確立されていないので,プロの場合は現役を退飾るを得なくなったりするようです(この本の中でも治療法に触れてありますが,治療には相当な時間を要するようです。)。




以上,興味深いところをまとめてみましたが,このほか脱力などまさに,「そうだ!」と言いたくなる記述が多いように思います。この分野の研究がさらに進んで,アマチュアでも楽に上級曲が弾けるようになると良いなぁと思います。

鐘(4/17時点)

(この記事には音源はありません。)

ラフマニノフのプレリュードOp.3-2の練習を続けています。現在は14から42小節を練習しています。
この箇所で難しいなと思うのは,22小節目の右手1音目のFです。この音を私は4の指で打鍵するのですが,ほぼ外します。4の指で打鍵するのは,半音ずつ下がるメロディーラインをはっきり出すために強打する必要があるからです。

手の大きさは個人差が大きいのですが,他の方はどのような運指か興味があり,動画をいくつか参考にしています。


上記の演奏は4の指で打鍵しています。ただし,かなりふわっとした感じに聴こえますし,私の理想からはメロディーラインをもっと出したいと思います。


上記の演奏はたぶん日本人だと思いますが,ほぼ私の理想の演奏です。ただし,遠景すぎてどの指で打鍵しているのかわかりません。


上記の動画の奏者は手が大きいのであまり参考にならないのですが,5の指で打鍵しています。奏者の指先がへら状になっていることから,相当長くピアノを弾いてきた方だと思います。


上記の動画の奏者は手は大きくないのですが,左手側からの撮影のため,どの指で打鍵しているのかわかりません。しかし,こういった感じの手の動きをするのだなということくらいは参考になると思います。


上記のホフマンの動画も左手側からなのですが,動画を見る限り,ホフマンは手首の回転で打鍵しているように思えます。もしそうなら,5の指で打鍵しているのではないかと思います。


上記のギレリスの動画も左手側からなのですが,ホフマンと違い,手首の回転で打鍵しているようではありません。手の甲はあくまでも鍵盤と並行のままです。となると指の力で打鍵していると考えられますが,それが4なのか5の指なのかは動画ではわかりません(何度もよく見ると5の指のように思いますがどうでしょうか。)。



ギレリスの演奏は,手の移動の際に短いブレスが入っている点で他の演奏とは違います。この箇所はまだまだ盛り上がる前の部分なので,ブレスを入れてもよいのかなとも思いますが,前の小節からの続きとみると上昇していくメロディーの頂点という意味あいがあるように思うので,これだけ上昇音階から外して弾くというのもどうかなという気もします。ブレスを入れるか否かは今後ちょっと検討してみたいと思います。

動画を見る限り,手の大きな方や手首の回転で打鍵する方は5の指なのかなという気がします。これに対して,もし4の指を使うのであれば,少し跳躍することになりますので,ブレスを入れたほうが外す確率は低くなります。両方の弾き方を練習してみて,やりやすい方で練習を続けていこうと思います。

モチベーションを保つこと

さて,久々の記事です。いろいろ忙しくてなかなか書く時間がありませんでした(ピアノの練習はコンスタントに続けています。)。

最近,ピアノの練習を続けているのですが,なかなか目に見えた進歩が見られません。たとえば,クレメンティのソナチネOp.36-6では,ある速度以上になると途端に打鍵やリズムが怪しくなってしまう。ラフマニノフの鐘では,何度練習してもうまく弾けない箇所がある,といった点の克服のために繰り返し練習をしているのですが,ほとんど上達した,克服したという感触が得られない。こういう状態が長く続くと,次第にピアノに対するモチベーションが下がっていくようにも思います。困ったものです。

壁にぶつかっている状態なのかもしれませんが,単に練習量が足りないだけなのかもしれません。ただし,仕事の都合上,練習時間は毎日1時間確保するのが精一杯です。そして指練習の時間などを除くと,これらの曲に充てられる時間は,それぞれ15分ずつくらいでしょうか。1曲当たりの練習時間が少ないのはわかっているのですが,何とか限られた練習時間で上達する方法はないものでしょうか。

手がかりになるのは時間配分と練習方法でしょうか。
現在練習している曲は,ミクロコスモス,鐘,ソナチネです。このほかに指慣らしとして,インヴェンション1,4とフランス組曲5番ガヴォットを毎回弾いています。
1時間のうち30分は,ミクロコスモスの合格した曲,インヴェンション1,4,フランス組曲5番ガヴォットに費やされています。残り30分のうち15分をソナチネに,最後の15分を鐘に使っています。

ソナチネと鐘の練習量を増やすためには,最初の30分の内容を大幅に削る必要があります。個人的にはソナチネも鐘もメロディ+旋律の曲なので,旋律+旋律である曲の練習は必ず取り入れたいと思っています。そして旋律+旋律であるという点では,ミクロコスモスもインヴェンション,フランス組曲も変わりがありません。仕方ないので,最初の30分を15分に短縮し,ミクロコスモス,インヴェンション,フランス組曲を交互にローテーションするようにしたいと思います。これで1時間のうち15分を使うことにします。
残り45分の使い方ですが,均等に割り振るよりも,30分+15分の組み合わせにして,鐘を集中的にやる日とソナチネを集中的にやる日を作ってみたいと思います。ある程度集中してやらないと上達などあり得ないし,集中するためにはある程度の時間を要すると考えるからです。

ということで,時間は15分+30分+15分の組み合わせにすることにしました。

次に鐘とソナチネの練習方法です。
ソナチネはだいぶ弾けるようになってきているのですが,速度が上がると細部が甘くなります。ここを今後集中的に練習していきたいと思います。そのためにはメトロノームを使って,少しずつ反復練習を繰り返すしかないのだろうなと思います。
鐘はやはり私のレベルからは明らかにチャレンジ曲なので,難しい個所も多いのですが,現在は,音をはっきりくっきり出すという点を重視しています。打鍵が弱いとぼんやりとした,抜けたような音になってしまいます。ただ,この曲の方はなかなかこういった練習をしたら上達するだろうなというイメージが持てるところまで至っていません。とにかくまだまだ試行錯誤を繰り返す段階なのかなと思っています。

どちらの曲も先はだいぶ長いのですが,完成形になかなか届かないと焦らず,こつこつと目の前の課題に集中しながら,細部を作っていく作業を続けることが必要で,そういった淡々とした息の長い作業を黙々とこなすという気持ち(根気)がモチベーションを維持する秘訣なのかなと思います。

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趣味でピアノを練習している人のブログです。目指す曲ははるかに高く、実力はきわめて低いですが、これから上達を目指します!!

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